前回まで「十干十二支」について見てきましたが

今日は紫微斗数で実際に使われる「星」についてお話していきます。

108もの星を使うといわれる紫微斗数ですがメインとなるのは次の14の星です。

 

これらをまとめて14主星と言います。

初めての人にとっては見慣れない漢字が並んでいると思いますが、

漢字なので、なんとな~く意味が想像できるものもあるんじゃないでしょうか。

特に「七殺」とか「貪狼」なんて見るからに「凶暴」なイメージですよね(笑)。

「こんな星が自分の命盤にあったら嫌だな~」と思われるかもしれませんが、

すべての人の命盤に14個すべての星が平等に存在します。

ある人は「命宮」にあったり、またある人は「夫妻宮」にあったり

「財帛宮」に入っていたりするのです。

この14の星にはもちろんひとつひとつに意味がありますが、

どの宮に入るかで意味合いが大きく異なってきます。

詳しくは講座で具体例を挙げながらみていきますが、

「紫微斗数」という名前の通り、

この中でも一番重要なのは1番目にあげた「紫微星」です。

「紫微」とは「北極星」のことで、「斗」は「計る」とか「調べる」という意味、

「数」は「生まれた持った数」ですから、

「生年月日時という数字を使って個人の天命を予測する占い」

であると解釈できます。

 

ちなみに中国では古くから「北極星」「宇宙の中心」とか「神」とみなされ、

「天をつかさどる皇帝」として神格化されるとともに信仰の対象でもありました。

ですから、北極星に例えられる「紫微星」「王様の星」と言われ、

紫微星が入っている宮は特に重視します。

さて、この王様の星に続くのは「女帝の星」と以前も記事にした「天府星」です。

この星のイメージはとてもパワフルな女帝です。

3番目4番目に「太陽星」「太陰星」とありますが

これはそのまま「太陽」「月」ですね。

私たちの生活に太陽と月が欠かせないように、

この二つの星も命盤において欠かすことができない重要な存在です。

以上のことをふまえて次の図を見てください。

「手相」と「紫微斗数の星」の相関図です。

紫微斗数と手相を関連付けて研究しているのは

おそらく国内では僕だけだと思うのですが、

お客様の手相紫微斗数の命盤を日々観察していると

あちこちに整合性があることに気づき検証してきました。

また流年法で細かい線を読み解いていくと

「手相の開運線」「紫微斗数の開運期」が不思議と一致することもよくあります。

 

「あなたの紫微星は誰ですか?」の記事にも書きましたが、

親指の付け根の領域が「紫微星」です。

ここは従来の手相学では「金星丘」と呼ばれていた部分です。

しかし、親指という五本指の中でも一番重要な指の付け根でもあり、

一番広い面積を占める丘ですからここが「金星」だと辻褄が合いません。

ここは「太陽」で間違いないとみています。

そしてちょうど反対にあたる小指側「月丘」と呼ばれるところが「天府星」です。

そうすると「太陽丘」と「月丘」のそれぞれに

「皇帝」と「女帝」の星が入るのが分かりますね。

太陽は男性月は女性ですから陰陽の関係とも一致します。

続いて「太陽星」「太陰星(月)」

それぞれ「太陽丘」「月丘」の位置に配置されることになります。

残りの5番目「天梁星」から14番目の「巨門星」までの

10個の星についても手相と絡めて図のように配置していますが、

これもそれぞれ法則に則って配置させています。

従来の手相学の誤りと紫微斗数の関係

 

前回の記事で「陰陽五行の概念」に少し触れましたが、

十干十二支だけでなくすべての星にも「陰陽」「五行」の分類があり

そうしたひとつひとつの性質も同時に紐解きながら見ていきます。

 

覚えることがたくさんあるな~と思われるかもしれませんが、

今はまず「主星の名称」にさえ慣れておいていただければ大丈夫です。

またこれらを「主星」というからには「副星」というものも存在します。

代表的なものを挙げると、

実はまだまだあるのですが「副星」といってもあなどれません。

こうした副星についても象意がはっきり表れる星があるのです。

紫微斗数は非常にたくさんの星を使うので細かいところまで読み取れる

という理由がこれで少しお分かりいただけたかなと思います。

次回は「命盤~父母宮までの命盤の構成」についてお話したいと思います。