早いもので今年もあと一週間となりました。

年末のお忙しい中、

早速講座のお問い合わせをいただいた皆様、ありがとうございます。

紫微斗数は初めてという方からのお問い合わせもありましたので、

今日は紫微斗数という占術の特徴

習得すればどういったことが分かるのか?

具体的な鑑定例を通してお話したいと思います。

 

芸能人や有名人に関しては、生年月日時が判明している方については

これまでも随分と検証してきましたが、

芸能界の第一線で活躍しつづけるとなると本人の努力はさることながら、

スポンサーやファンの力が大きいことは言うまでもありません。

また、同時に時代のニーズに合っているかということも重要ですね。

今日は来年の9月に引退することを発表された安室奈美恵さんについて

書いてみたいと思います。

あまりテレビを見ない僕ですら、

安室さんのこれまでのご活躍はもちろん知っていますし、

女性アーティストとしてトップを走りづづけてこられた彼女は、

一体どんな星のもとに生まれているのか、

気になる方も多いのではないでしょうか。

実は今日ここで安室さんのことを取り上げようと思ったのは

少し前にNHKで放映されていた安室奈美恵さんの番組を偶然見たことがきっかけです。

それが冒頭の写真なのですが、

この番組は〇〇年に何があったということがテロップで映し出されていたので

それをもとに少し解説してみたいと思います。

 

さて、安室奈美恵さんの命盤を出してみて僕が真っ先に注目した点は

大限命宮飛星の法則で読み解くと

活盤子女宮が活性化している宮が3つもあるということでした。

つまり、

・先天盤子女宮

・20代の活盤子女宮

・30代の活盤子女宮

この3つがとても強いわけです。

芸能界にいて、若い時期にこれだけ恵まれていれば

自然と顧客、支援者、ファンがつきやすく、

生まれながらに人気運に恵まれていることが分かります。

子女宮には「支持者」「ファン」の象意があることはこの記事でも書きました。

全十二宮の解説-六内宮と六外宮についての新説

 

若い女性たちの間にアムラー現象を巻き起こしたのも納得ですね。

芸能界で長く活躍される人の特徴として

同じようなパターンはしばし見受けられますが、

安室さんの場合はその期間が長いので

人気が衰えることなく続いているわけです。

ちなみに安室さんの先天盤の子女宮には主星がひとつも入っていません。

これを見ただけでは、主星が入っていないから弱いのかな?

と思うかもしれませんが、そんなことはないのです。

僕の講座を過去に受けていただいた方でしたら

これら3つの子女宮は大限飛星の法則にぴったり合致しているので

これらは全て大吉だとバシっと判断できると思います。

主星のあるなしよりも大限飛星と合致している宮なのかどうかが

重要になります。

 

次に注目したのは20代の運気。

20代は副星の天空星、活盤兄弟宮に文昌星が入るので、

アートやエンターテイメントなどクリエイティブな分野で才能が開花する時期。

以前のこちらの記事

キングコング西野さんのことについても触れましたが

「天空・文昌タイプ」は芸術、アート、エンターティメントなど

クリエイティブな事柄に関心が向きやすいので、

こういう人は普通のお勤めよりもその特技を仕事にすると大成功をおさめたり、

一躍有名になったりすることも少なくありません。

安室さんのように人を魅了するようなダンスや歌やパフォーマンスといったものは、

誰でも真似しようと思ってもできるものではないですよね。

あとでwikipediaで調べてみるとこんなエピソードがありました。

”小学5年生の時、友達の付き添いで沖縄アクターズスクールへ見学に訪れた際、同校のマキノ正幸校長にスカウトされる。家庭の事情から月謝が払えないとの理由で一度は入校を断念するものの、校長に見込まれて異例の特待生として入校する。小学生時代は片道約1時間半の距離を徒歩で週3日通う生活を送っていた。入校時は人見知りが激しく引っ込み思案であったが、ほどなくして琉球放送のローカル番組『HOTNIGHT おきなわ愛ランド』で行われたカラオケ大会に出場し、見事優勝したことで周囲を驚かせた

素晴らしい感性と才能を持った少女。

だたそれで終わることなく、校長先生にその才能を見込まれたことが

その後の安室さんの運命を決定づけたわけです。

 

また、命宮は太陽星ですが、大限飛星で判断すると武曲星が効いているので

命盤全体の中で一番目をひくのはこの「武曲星」だと見ます。

「武曲星」という星は一言でいうと

「試練を通して成長する星」でしたね。

運命線と化忌星の密接な関係参照)

調べてみると、確かに幼少期には苦労されたといったエピソードもありましたが、

この苦労があってこそ成長するのが武曲星の特徴でもあります。

この苦労がなければこれまでの輝かしい経歴はもしかするとなかったかもしれません。

なぜなら陰と陽で例えるなら安室さんにとって幼少期は陰の時期です。

陰が濃ければ濃いほど自然と陽が強くなります。

他に「武曲星」の象意としては

「逆境に強い」「ストイック」といった象意ありますが、

そのまま彼女の人生を表しているようにも見えますね。

 

運気の流れで見ますと、2012年は「清算」の年に当たります。

これまでの環境を離れたり、作り上げてきたものを一旦ゼロにするといった

何かの終わりを意味する年運です。

そして2019年から新しい大限に切り替わっています。

大限の切り替わりは環境の切り替わりを意味することも多く、

2018年9月に芸能界引退という区切りをつけるということになると

安室さんご自身の中で2018年は一つの区切りをつける時期だと、

無意識に感じ取っていたのではないでしょうか。

 

生まれながらにスターになるような人というのは、

直観力に優れていることも多く、

無意識に自分の運気の流れを感じ取り、

その流れに逆らうことなく、

自分の長所をいかしているケースがほとんどです。

流れに逆らわず、自分の才能を生かせる道を本能的に選んでいるわけですね。

 

続いて年運を中心にもう少し見てみたと思います。

1991年にスーパーモンキーズに選ばれ1992年より芸能活動開始。

⇒特に91年はチャンスを掴む年運でした。こうした時期に始めたことは長く続けると良い結果をもたらします。

 95年、5枚目のシングルで初ヒット、同年小室さんによるプロデュースが始まり、ヒット曲を連発。紅白初出場。

⇒飛星させると相性の良い2つの宮が活性化しているのが分かります。とくに仕事運。これまでの努力や周囲の引き立てによって成功しやすい時期と重なります。

96年~98年、チャート1位を独占し大ブレイク。アムラーが社会現象となったのもこの時期。

⇒飛星で見ると後半5年間の運気が特に強いことが見て取れます。つまり10年運で見て前半1989年~1993年よりも後半の1994年~1998年のほうが象意は顕著に表れやすく、それがちょうどこのブレイクの時期と重なっています。

97年10月22日、20歳で結婚、妊娠、休業を発表。

⇒残念ながらこの年運は婚期の時期とは合致していません。出会いや交際が始まったのは1994年頃ではないかと推測。5年で離婚されていますが、離婚経験者に多い星の配置が先天盤から読み取れます。

2001年、小室さんとの契約が終了。

⇒この頃からしばらく模索する時期。それでも「ファンのために」「息子がいてくれたから」「あの時子供を産んでいなかったら」とどんなときもファンや子供に支えられたと話されています。子女宮には「ファン、支援者」のほか、もちろん「子供」も意味しますから、やはり安室さんにとってかけがえのないもの、心のよりどころとなっていたのは常に子供であり、ファンであったことがうかがえます。

2012年、35歳の20周年ドームツアー終了と同時に引退を真剣に考える。

⇒2012年は先に述べた通り、清算を意味する年運。インタビューでも20周年を終えて「やり尽くした、燃え尽きた」とマネージャーに「引退」の相談を持ち掛けたことも話されていました。結果的にこの時は何らかの事情で引退はできなかったものの、本人の中ではすでに気持ちの整理がついていたようですね。

そして、2012年に引退ができないと分かった時点で、

「あと5年、とにかくこれからはコンサートでファンの方に楽しんでもらって、直接会ってファンの人たちにお礼を言いたい、そういう5年間にしたかった」

と話されていたのが印象的でした。

最後までファンを大切にするという姿勢。

占いの観点から見ましても、

安室さんにとって「ファン」の存在がいかに大きいか、命盤を見れば一目瞭然でしたが

それ以上に、安室さんがファンをとても大事にされていることが伝わってきました。

 

今年2017年は安室さんにとってデビュー25周年の節目の年であり、

占術的に見ても「決断」を意味する年運でもありました。

そして2018年9月16日に引退することを「決断」して世間を驚かせました。

 

今回は、

メディアを通じて見た「アーティスト安室奈美恵」としての安室さんを

占ってみましたが、

おそらくテレビでは語られない葛藤や挫折や苦悩は

私たちの知らないところで経験されていたはずです。

私たちが見ている安室さんは彼女のほんの一面にすぎないのですから。

 

ちなみに時代背景という観点からも見てみると、

九星気学的には1984年~2003年は第7運の七赤金星

七赤金星の象意として、

少女、女性、遊び、エンターテイメントなどが注目されやすい20年間です。

実際にこの時期は「女性の社会進出」が始まった時期でもあります。

宇多田ヒカルさん、浜崎あゆみさんもこの時代に活躍した女性アーティストですね。

時代の後押しと傑出した才能が組み合わさり、

多くのファンに支持されることで大スターは生まれるのだなと改めて思いました。

最後に安室さんの口から、

「始まりがあれば必ず終わりがあり、終わりがあればまた新たなスタートがある」

話されていたので今後もまた新たなジャンルで活躍されることと思います。

ひとまず今年の年末は安室さんの現役最後の紅白歌合戦。

どんなメッセージを残してくれるのか注目ですね。