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前回の記事の続きです。

自分がやりたいことをやるという事は「わがままなこと」であり
母親の言う事や選んだことに従うことが「良いこと」だと教えられ
子供時代を過ごしたK様。

今度は自分が大人になり、子供を持つ立場になると、
無意識に自分が母親にされた教育方針を我が子に向けてしまいます。

しかし、
私の娘は私の言うことも聞かず

部活など自分がやりたいことを自由にやっている!
私は全部母親の言う通り「母親の基準」に合わせて生きてきたのに!
この子は自分がやりたいことを自由にやっている!
私は出来なかったのに!!

ここに「嫉妬と怒りの感情」が生まれ、
子供に辛く当たってしまう原因が生まれます。

そうした感情が積み重なり、
子供に辛く当たる自分自身に嫌気がさし、
しばらく精神科に通われるという状況が続いたようです。

そんなK様の命盤はどうなっているのでしょう。

午の父母宮に廉貞、天相、禄存、火星。

子の疾厄宮が破軍に十干が丙。

つまり廉貞が対宮の化忌でやられているのです。

父母宮に禄存があり、実際に祖父母の代で財を成し、母方の家系は裕福。
しかし、火星が入り母は弟と財産争いの末に縁を切り、財産は弟さんが独り占め。

父方の家系は両親ともにある宗教に入り、お布施と称し
お金を搾取される生活が長年続き、財産などもほとんどない状態。

「廉貞と化忌の関係」については過去にも書いていますが、

「廉貞星」の世界観と「お金」と「腰痛」の関係

廉貞星の神の教えと悪魔の教え

驚くほどにK様のお話の内容が命盤に表れています。

祖父母の感情のDNAのようなものが
世代を超えてK様の命盤に受け継がれているのが如実に見て取れます。

また、
2014年はK様にとって悪い縁が切れる「清算」を意味する一年。

当時を振り返っていただくと、
実際、ある出来事によって宗教の道具一式を返納することが出来、
精神的にも随分と楽になり、お嬢様に辛く当たることも減ってきたそうです。

こうした時期を経て、今回鑑定を受けられたわけですが、
これまでのような悪い時期は、今はもうすっかり抜けていますので、
冷静にこれまでのことを自己分析されながらお話くださいました。

祖父母の歪んだ感情や怒りを受け継いでいますので、
そういた思いが「母から子へ」世代を超えて受け継がれてしまうのも
ある意味では仕方がないのかもしれません。

が、誤解しないでくださいね。

こういうことを書くと、
勘違いされる方もいるかもしれませんが、
子供に辛く当たる事、いじめにあうことが
全て家系のカルマのせいだと言いたいのではありません。

当たり前ですが、何でもかんでも
「家系のせい」「カルマのせい」「親のせい」であるはずはなく、
こればかりは、おひとりおひとりのお話を聞きながら
命盤を出してみないとわかりません。

鑑定後に以下のようなメールを頂戴しましたのでご紹介します。

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先程はお電話でお話しして頂きありがとうございます。
本当にスッキリです!!

母の育て方が間違っていたのは高校時代から分かっていました。
毎日母と喧嘩ばかりしていました。
でも母の言葉を振り切る勇気はありませんでした・・・・・

やっと少しずつ母の呪縛から逃れられそうです。
私の世代で終わりに出来て本当に良かったです。

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子供に辛く当たってしまうことの原因は自分にある

ということは、内心ご自分でも気付いています。
しかし、なぜそんな感情が沸き起こるのか、どうしてなのか、
うまく言い表せない感情を理解し、話を聞いてくれる人はなかなかいません。

身内や友人にも相談しづらい問題です。

しかし、こうしたご相談は何もK様だけに限った「特殊な」ケースということで
ご紹介したわけではありません。

子育てにストレスを感じる

子供との付き合い方が分からない

というようなお話はこれまで何件も見てきましたし、
子供を持つ親であれば、誰もが何らかの形で同じような気持ちになった経験は
あるはずです。
そういう意味ですべての方の参考になればと思いご紹介しました。

当時の感情を思い出し「話す」ということはイコール「離す」ことにもつながりますから
スッキリしました、と言っていただけて本当に良かったです。

命盤に特徴が出ていると、財産を「引き継ぐ」という良いことだけでなく、
悪いことも含めて「引き継ぐ」
といった象意が出てきます。

そしてそれを自分の代で終わらせるという「役割」も合わせ持っています。

特にカルマ宮に凶星が集中していたら要注意です。