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まずはタロットカード、「ペンタクルの10」を見てください。

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1枚のカードの中にペンタクル(金貨)が10個も描かれ、

お金もパートナーも、子供もワンちゃんも大きな家も全部揃っています。

物質的な豊かさと家族の繁栄を象徴するカードで、僕の好きなカードの1つです。

ペンタクルの10は物質的に得られる最高の状態を表しています。

豊かさの象徴ですから

大アルカナで言えば「女帝」に近い世界観もありますね。

「緊張」や「欠乏感」とは無縁の状態で、

「余裕」や「ゆとり」など「心の豊かさ」をも表すカードです。

キーワードは、繁栄、豊かさ、実り、成功、安定 ですから

絵柄からも非常に感情が満たされているように感じます。

 

ペンタクルの10は、紫微斗数では「化禄」のグループにあたり、

副星の「禄存星」に該当します。

 

紫微斗数を学び始めた当初、「禄存星」が命宮入っていれば

財運に恵まれる!ラッキー!

と単純解釈していた時期がありました。

「禄存星」イコール「財の星」ですからね。

 

でもちょっと待ってください。

「繁栄」とか「豊かさ」ってどういう状態なのでしょうか?

たった一人で得られるものでしょうか?

他者と関わることで得られ、

他者と繋がっているという安心感から得られるものではないでしょうか?

感情が満たされているからこそ、結果的にお金もついてくる。

ペンタクルの10には両親、配偶者、子供、そしてワンちゃんも描かれています。

お金や財産を決して自分一人で独り占めしているようには見えませんよね?

つまり紫微斗数で言えば、

「禄存星」は全12宮のうち

「自分のことを見る宮」に入っているからラッキーではないのです。

「他者との関わりを見る宮」に入っていることが大切なんです。

特に3つの宮と相性が良い!

他者と関わることで経済的にも精神的にも満たされる

その状態がペンタクルの10なのです。

 

では、

「禄存星」が「自分のことを見る宮」に入っているのはどういう状況かというと

「ペンタクルの4」

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がっつり独り占めしていますよね?(笑)

しかも、自分一人だけで周りには誰もいません

他人を寄せ付けずお金をがっちりと抱え込み絶対に渡さないぞ!

とガードを固めている絵柄です。

このカードのキーワードは、強欲、ケチ、執着、貯蓄、保守的

 

お金や繁栄、豊かさとは他者が存在して成り立つものです。

紫微斗数の命盤解釈には

縦軸(自分)と横軸(他者)のバランスをみることが大切になりますが

吉星であるからと言って、

どの宮に入っていてもラッキー

というわけではないんです。

ペンタクルのこの2枚のカードの概念もそれと同じことを意味しています。